第6章 黒板の取り扱いとメンテナンス


1.黒板の使用上の注意
この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が死亡または重症を負う危険が想定される内容を示しています。
この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が傷害を負う危険が想定される内容及び物的損害の発生が想定される内容を示しています。
 
(1)黒板の粉受けの上に乗らないでください。
(2)黒板の周りで遊ばないでください。
(黒板に体当たりしたり、揺すったりしないでください)
(3)チョークボックスは出しっぱなしにしないでください。
(4)粉受けのサイドパーツを取り外さないでください。
 
(1)黒板を上下させる時は、両手で静かに動かしてください。
(2)黒板をつかんで下に動かす時は、黒板の下枠に手を挟まないように注意してください。
 
(1)黒板の引き戸を動かす時は、静かに動かしてください。
(2)引き戸が黒板枠から外れそうな時は、無理に動かさないでください。
 
(1)黒板を動かす時は、周囲に人がいないことを確認してください。
(2)黒板を上下させる時は、両手で静かに動かしてください。

黒板面のご使用上好ましくない例

(1)黒板に雑巾の絞り水をかける。
(2)黒板にチョークやボール等、物をぶつける。
(3)ダスキンのようなもので黒板を拭く。
(4)チョーク以外の物で黒板に文字を書く。
(5)グランド用チョークを使用する。
(6)黒板面を過度に水拭きする。
(7)酸・アルカリ等の成分の多い洗剤を使用する。
(8)給食のバターなど・異物を黒板に着ける。
(9)黒板にテープを貼る。

2.黒板のメンテナンス
保守/点検について(文部省の学校環境衛生基準)
1.検査項目
 
黒板の管理
2.検査時期
 

定期検査は毎学年1回定期に行う。

3.検査事項
 
定期検査は、次の事項について行う。
   
(1)黒板面の色彩の明度と彩度
(2)黒板面の摩滅の程度
4.検査方法
 
(1)黒板面の色彩
   
時刻、条件は、照度検査と同様にする。明度、彩度の検査は、下図に示す9か所で黒板検査用色票を用いて行う。
 
(2)黒板面の摩滅の程度
   
黒板面に近い窓をカーテンで遮蔽し、最前列の両端の座席から黒板面の両端を見て板面が 光るかどうかを観察する。
5.判定基準
 
(1)黒板面の色彩
   
無彩色の黒板面の色彩は、1か所でも明度が3を超えないこと。
有彩色の黒板面の色彩は、1か所でも明度が4を超えないこと。彩度は4を超えないこ と。
 
(2)黒板面の摩滅の程度
   
黒板面の1か所でも光るような箇所がないこと。
6.事後処置
 
判定基準を超える場合は、板面を塗り替えるか、又は取り替える等の適切な措置を講じるようにする。


3.黒板を清潔に保つためのQ&A
Q
字のあとが残ったらどうすればいいの?
A
きれいな濡れ雑巾で水拭きし、ウエスで拭き取って下さい。
表面をきれいに保つためには週1~2回、定期的に水拭きしましょう。
水拭きの後は、表面が乾いてから使用してください。
Q
チョークはどんなものでもいいの?
A
良質のチョークを使用すれば気持ちよく板書きが出来、黒板も長持ちします。
(JISマークのついたものをお勧めします)
Q
黒板拭きはどんなものを使ったらいいの?
A
表面が破れていないものを使用して下さい。
粉のついた黒板拭きは電動クリーナーを活用して、たえずきれいなものを使用して下さい。
Q
チョーク以外で書いたり、テープを貼ったらどうすればいいの?
A
とれない場合は、ベンジン等で拭き取って下さい。付着したものによっては、とれない場合があります。
Q
マグネットはどんなものを使ったらいいの?
A
金属が付いたマグネットは表面を傷つけやすいので注意して下さい。なるべく、着磁面が樹脂コーティングされたものや、ゴムシート状のものを使用して下さい。
4.白板を清潔に保つためのQ&A
Q
マーカーは何でもいいの?
A
白板専用のマーカーペンを使用して下さい。(油性クレヨン・油性ペン等・水性のマーカーペン等は、不可)
Q
字の痕が残ったらどうすればいいの?
A
雑巾で水拭きし、きれいなウエスで拭き取って下さい。書いたあとはなるべく早く消して下さい。
Q
汚れたイレーザーはどうすればいいの?
A
中性洗剤でよく洗い、乾かしてから使用して下さい。イレーザーは、たえずきれいなものを使用してください。